まるごと宮崎エクスプレス

本場宮崎県産 露地物日向夏
2022年度は終了しました。次回は2023年2月頃の予定です。


※箱のデザインは変わることもあります。

露地栽培のものはより自然の恵みを浴びておすすめなのですが、栽培する環境により種が多かったり酸味が強かったりするのが実際です。本来日向夏は生酢として利用されていた柑橘であり、酸味が強いのが特徴だったからです。

しかし最近は品種改良によって、甘みが強調された品種が、ハウス物として(小核、種なし)が栽培されております。食べやすい方としては、ハウス物の方がよろしいようでございます。

南国宮崎県の春香をいち早く感じさせるものと言えば、やっぱり「日向夏(ひゅうがなつ)」。とろ〜っと薄甘くやわらか〜い柑橘フルーツ。

段ボール入り5kgは露地物小核(種あり)です。

露地物日向夏(小核)5kgDB

入数:24〜26玉前後/段ボール箱入


終了



露地物日向夏(小核)化粧箱入

入数:12〜13玉

終了




小核は「種のすくない」という意味です。





日向夏がもっとおいしくなる話。

薄味でさわやか。

「色や味は通常の夏みかんよりグレープフルーツに近く、グレープフルーツより酸味がすくなく、薄味でさっぱりしてる。」とよくいわれます。
宮崎を代表する柑橘のひとつでユズの香りに似たさわやかな果実です。「日向夏(ヒュウガナツ)」は1820年(江戸時代のころ)に宮崎で発見されました。その後1890年頃に「日向夏ミカン」と命名され今日に広まっています。

以前はこれが店先に並ぶといよいよ夏が来たというイメージでしたが、ハウスで栽培されるようになってからはプロ野球キャンプシーズン真っ盛りの時期でも店先に並ぶようになりました。

高知県では「小夏」または「土佐小夏」、愛媛県では「ニューサマーオレンジ」の名称で親しまれいるようです。

白皮ごと食べるのが美味い食べ方

まずりんごをむくように黄色い外皮を薄くむきます。このとき白皮を多く残すのがポイントです。皮をむいたら適当な厚さにスライスして白皮をつけたままお召し上がりください。お好みではちみつや砂糖を少しまぶしてもおいしくいただけます。また地元ではお醤油をつけて食べる食べ方も昔から通例です。

ビタミンC、ベータカロチン

みかん類にはビタミン C が含まれていることはよく知られています。ビタミン C は老化を促進し、免疫力を低下させる活性酸素を除去する作用があります。「ビタミン C を普段から大量に摂取していれば風邪からガンまでいろいろな病気が防げる」という人もいます。

みかんにはβカロチンというビタミン A の前駆体があり、この物質の発ガン抑制効果が知らせれていますが、さらにβクリプトキサンチンにはβカロチンの 5 倍以上の発ガン抑制効果があることが報告されています。

ペクチン、ヘスペリジン

みかんにはペクチンという食物繊維が大量にあります。このペクチンはみかんの果肉にもありますが、皮と果肉の間にある白いスジや袋に多く含まれています。このペクチンは海綿のような働きがあって、腸の中で水分の調節をします。

さらにこの袋や白いスジにはペクチンのほかにもヘスペリジンというフラボノイドが含まれていて、毛細血管の保護作用や高血圧、動脈硬化に対する予防効果があると言われています。このヘスペリジンは果肉よりもスジには 500 倍、袋には 50 倍も含まれています。

日向夏のタネでローション

残った種はかるく洗って日本酒や甲類の焼酎につけて化粧水として使う方もいらっしゃいます。これはタネのまわりにあるペクチンという物質が保湿効果にすぐれているからです。

日向夏の皮でマーマレードづくりもおすすめ。

日向夏のかるーい甘さとちょっぴりの苦味は、マーマレードにぴったり。皮を細切にして、砂糖でじっくり煮込むを上品なお味で プロビタミンA に転化するβ−クリプトキサンチンが入っているのでおすすめです。 ビタミンAには、視覚機能、成長作用、生殖作用、上皮組織の機能維持などたくさんの機能があります。


日向夏成分表

品名
日向夏
温州みかん 夏みかん ぽんかん グレープフルーツ レモン ゆず
部位 砂じょう、生
じょうのう及びアルベド、生 砂じょう/普通、生 砂じょう、生 砂じょう、生 砂じょう、生 果汁、生 果汁、生
成分名
単位
廃棄率 %
55
30
25
45
35
30
0
0
エネルギー kcal
33
45
45
40
40
38
26
21
kJ
138
188
188
167
167
159
109
88
水分 g
90.7
87.2
87.4
88.6
88.8
89
90.5
92
たんぱく質 g
0.6
0.6
0.7
0.9
0.9
0.9
0.4
0.5
脂質 g
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.1
0.2
0.1
炭水化物 g
8.3
11.7
11.5
10
9.9
9.6
8.6
7
灰分 g
0.3
0.4
0.3
0.4
0.3
0.4
0.3
0.4
ナトリウム mg
1
1
1
1
1
1
2
1
カリウム mg
110
130
150
190
160
140
100
210
カルシウム mg
5
23
15
16
16
15
7
20
マグネシウム mg
6
8
10
10
9
9
8
11
リン mg
9
11
15
21
16
17
9
11
mg
0.1
0.2
0.1
0.2
0.1
Tr
0.1
0.1
亜鉛 mg
Tr
0.1
0.1
0.1
Tr
0.1
0.1
0.1
mg
0.02
0.03
0.03
0.05
0.02
0.04
0.02
0.02
マンガン mg
0.04
0.08
0.05
0.04
0.09
0.01
0.03
0.1
A レチノール mcg
0
0
0
0
0
0
0
0
カロテン α mcg
0
0
0
3
3
0
0
0
β mcg
0
1
190
22
110
0
0
0
クリプトキサンチン mcg
19
19
1800
120
1000
0
13
15
β−カロテン当量 mcg
9
11
1100
85
620
0
6
7
レチノール当量 mcg
1
1
92
7
52
0
1
1
D mcg
0
0
0
0
0
0
0
0
E トコフェロール α mg
0.1
0.3
0.4
0.3
0.2
0.3
0.1
0.2
β mg
0
0
0
0
0
0
0
0
γ mg
0
0
0
0
0
0
0
0
δ mg
0
0
0
0
0
0
0
0
K mcg
0
0
0
0
0
0
0
0
B1 mg
0.06
0.05
0.09
0.08
0.08
0.07
0.04
0.05
B2 mg
0.03
0.03
0.03
0.03
0.04
0.03
0.02
0.02
ナイアシン mg
0.2
0.3
0.3
0.4
0.2
0.3
0.1
0.2
B6 mg
0.05
0.06
0.05
0.05
0.05
0.04
0.05
0.02
B12 mcg
0
0
0
0
0
0
0
0
葉酸 mcg
13
16
22
25
13
15
19
11
パントテン酸 mg
0.27
0.23
0.23
0.29
0.24
0.39
0.18
0.29
C mg
21
26
33
38
40
36
50
40
飽和 g
-
-
0.01
-
-
-
0.02
-
一価不飽和 g
-
-
0.02
-
-
-
0.01
-
多価不飽和 g
-
-
0.01
-
-
-
0.03
-
コレステロール mg
0
0
0
0
0
0
0
0
水溶性 g
0.3
1
0.2
0.4
0.4
0.2
Tr
0.3
不溶性 g
0.4
1.1
0.2
0.8
0.6
0.4
0
0.1
総量 g
0.7
2.1
0.4
1.2
1
0.6
Tr
0.4
食塩相当量 g
0
0
0
0
0
0
0
0
重量変化率 %

五訂増補 日本食品標準成分表 より


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